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10年以上JIS配列キーボードを使っていましたが、US配列にしようとしているお話

中村一星
2021/04/15

こんにちは、いっせいです。

今回はみんな大好き(?)キーボードのお話です。

私は中学生ころからパソコンを触り始め、それ以来ずっといわゆる日本語配列のJIS配列を使っています。

しかし以前のエントリ で書いた通り左右分割キーボードを使っていたり、メカニカルキーボードを使っていたり、さまざまなキーボードを触ったり見ているうちに、
「自分が理想とするキーボードを求めるには自作しかないのでは?」という気持ちになってきました。

しかし自作キーボードでは大半がUS(英字)配列です。
そこで「いままで日本語配列にこだわってきたが、US配列が使えれば選択肢が増やせるのでは?」と思い、US配列にチャレンジすることにしました。

よくJIS配列とUS配列を比較した時には、以下のようなことがUS配列のメリットとして挙げられます。

  • プログラミングでよく使う記号が打ちやすい、合理的な配置になっている
  • ホームポジションをとった時にきちんと真ん中に手が置かれる

以前から「US配列はプログラミングする時に入力がしやすい」とは聞いていましたが、
「そんなに違いはないだろう」と思って食わず嫌いしていました。

英字配列を試す

今回はいきなり英字配列のキーボードを購入せずレンタルすることにしました。

レンタルさせてもらったのは
Rentio[レンティオ] さんです。
他にも
デジコーデさんでもレンタルができます。

※ もちろん広告ではないですw

今回選んだのはHHKBです。
せっかくレンタルだし普段は手が出ないキーボード使おうと思ってきめました。
レンタルした後に気づいたのですが、HHKBは特殊な英字配列でした :joy:

HHKB_us

約一週間使った感想

これには英字配列ということとHHKBの仕様の感想が含まれています。

  • いいポイント
    • たしかにプログラミングで使う記号は打ちやすい
    • 「=」がキー一つで入力できたり、[] が横並びだったりわかりやすい
    • 入力が気持ちいい
    • さすがの静電容量無接点方式。スコスコみたいな感じでよき。
  • もうちょっとなポイント
    • 日本語と英語入力がトグル方式になる
    • 今までは英数キーとかなキーがあったので入力したい方式を指定できたのですが、ctrl+spaceで切り替えるようにしたので「今どっちだっけ」と考えることが増えました
    • 物理カーソルキーがない
    • これはHHKBの仕様なのですが、Fnキーと組み合わせてカーソルキーとして機能します。やっぱりカーソルキーは欲しいなと思いました。

ということで英字配列でも業務はできるし、メリットのほうが多いかなと思いました。

記号の配置の違いなどは4日目あたりでだいたい慣れることができました。
初日は「ふぎーーーー!!」となっていてチームメンバーに応援されていましたw

今の理想のキーボード

今だとこんな感じです

  • 英字配列
  • 左右分割式
  • 物理カーソルキーあり
  • HHKBに近いうち心地
    • メカニカルスイッチだと赤軸かなという気持ちです
  • 英数キー、かなキーがある

最初と最後のポイントで配列が矛盾していますがw
なのでやっぱり自作するしかないですねw

自作への気持ちと資金が貯まるまでは、前職の先輩から英字配列のキーボードを譲ってもらえることになったのでそれで過ごそうと思います。

JIS配列派のみなさんも一度、一週間ほど英字配列を試してみてください!

ではまた!

<追記>
左右の command キーとスペースを組み合わせて日英の入力を切り替えるという方法を技術顧問の前島さんに教えていただきました!
ありがとうございます!

USキーボード環境で英数キーを⌘+スペースに割り当てた