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ユーザーがどこに着目しているか考えてみた

2023/01/30

まえがき

2022年11月〜3ヶ月間 QAEチームでの産業保健についての勉強会がありました。
勉強会の中で、弊社のユーザー会という取り組みの資料をみる、という回が複数回あり、そこで感じたことについて書いていきたいと思います。(かなりゆるいです)

※ユーザー会とは実際にCarelyをお使いいただいている企業様との交流のための弊社の取り組みです。

今までのユーザー会全てを見たわけではなく勉強会で取り上げた一部しか見ていないのですが、一番感じたことは、社内にいる自分とユーザー様の着目点が違うことです。

日々実務を行っているユーザーの方と自分では着目点が違うのは当たり前で何を言っているんだ、と思われてしまうかもしれません。
QAという立場では、ユーザーの方がどのようなプロダクトを求めているかを常に追いかけなければいけないと考えているので、「着目点が違うんだ」と実感することに意味があると思いました。

資料を見る前に自分が考えていた「ユーザーから求められていること」

業務を行う上でCarelyに足りないと思われる機能の追加を求められている

実際にユーザー会の資料を複数みて感じた「ユーザーから求められていること」

  • 各企業によって使われ方を反映できるカスタマイズ性
  • ボタンの配置や一覧表示などの視認性の良さ

勉強会を終えての感想

Carelyに足りないと感じられている機能の拡張がユーザーから求められていることはさることながら、各企業の実務状況に合わせられるカスタマイズ性や、UI/UXの向上など、幅を厚くすることが求められていることだと理解しました。

また、従業員以外の人が触る部分については、幅広い人に使われるわけではなく、かなり限定された職種の人が使用する部分なので、使い心地を向上させるにはユーザーの特性などの分析とそれに沿ったUIが必要なのだと感じました。
自分も使い心地が悪いと感じるサービスは、繰り返し使わないようにしよう、なるべく避けようと考えることがあります。
そのため、ユーザーの離脱を防ぐためには機能開発も大切ですが、使い心地も同じくらい大切なのだと感じました。

使い心地と一言で言っても、UI(見た目)のわかりやすさだけではなく、操作が複雑でなく簡潔であることも求められていることだと感じました。
どうしても専門的かつ機密性の高い情報を取り扱う以上、深いドメイン知識が必要となり、開発期間など仕様の理解に時間がかかることがあります。
ただそれは自分のドメイン知識が乏しいから仕様が理解しづらいのか、それともシステム自体の操作性や影響範囲が複雑すぎて理解しづらいのかは切り分けて考えないと、顧客体験のよくないシステムをユーザーに届けてしまうことになりそうだと感じました。

おしまい