atama plus × iCARE QAチーム交流会を開催しました!
もくじ
- はじめに
- 交流会開催の経緯
- 交流会で学んだこと
- まとめ
1. はじめに
2021年6月にiCAREに入社した、QAEチームのぜにまるです。
私が第1号のメンバーとして立ち上がったチームですが、現在はこのような活動をしています。
- 週1回の定常リリースのリグレッションテスト
- アサインされた新機能のプロジェクトのリリース前のテスト
- その他品質向上に関する活動
- インシデントの管理、プロダクトに対する改善事項の提案、テスト自動化ツールの導入など
QAの経験が浅い私ですが、あるきっかけにより、先日 atama plus さんのQAチームの方々とオンラインでの交流会を開催させていただきました!
そこで学んだこと、感じたことを書いていきたいと思います。
2. 交流会開催の経緯
今年8月に開催されたatama+さんのQAチームについてのイベントを弊社技術顧問の大谷さんから紹介いただき拝見したところ、atama plusさんの組織内でのQAチームの動き方に大変感銘を受けました。
その旨を大谷さんに伝えたところ、「交流会とかしてみたら?」とatama plusさんのお知り合いの方とつなげていただくことができ、交流会開催へと至りました!
(大谷さん本当にありがとうございます!)
3. 交流会で学んだこと
交流会では事前に共有させていただいた atama plus さんに質問したい項目に沿ってお話しました。
その中で特に学びがあったことについて書きたいと思います。
リリース前段階でバグを発見するのではなく、上流の段階からテストを繰り返し、バグを作り込まないようにする
テスト環境に実装されていない状態で実際に動作確認できない状態でも、ふるまいを書き出してチーム内での仕様認識の齟齬を防いだり、要件定義・実装中の段階でテスト観点をチーム内に共有してバグが潜んだままリリース前のテストを実施することを防ぐ
自分が感じたこと
- 自分の中で、またはチームの中で誰もがわかっているけどできているとは言えないところだと思います。
-
バグの発見が遅れれば遅れるほど手戻りの工数が発生するため、実装中のテストを敬遠していると結果的にスピーディなリリースにつながらないということがわかりました。
-> iCAREに入社してQAEチームとして動いている現状としては、機能リリース前のテスト期間に概ね実装済みの機能をテストしていたのですが、今後はプロジェクトのキックオフの段階からQAEチームが参加させてもらうように改善しました。
「品質」について定義づけする
ひとことに「品質」と言っても組織内の個人の捉え方によってばらつきが出るため、何がプロダクトやチームにとっての品質かを定義づけすることが必要であること(例えば、リリースの速さ、セキュリティの高さ、ユーザーにとっての使いやすさなど)
QA組織のみが品質に向き合うのではなく、開発チーム、社内全体が品質を意識することが大切であること
自分が感じたこと
- 品質についての定義づけについては今まで考えたこともなく、ハッとさせられました。
- 定義づけができていないと、個々人がそれぞれのふんわりした「品質」に向かって動くので、まず組織にとっての品質をすり合わせていかないと品質向上は難しくなると感じました。
4. まとめ
組織全体に働きかけて品質向上を実現させている atama plus さんのお話を聞かせていただき、本当にたくさんのことを学ばせていただきました。
ご参加いただいた atama plus のメンバーの方々には大変感謝申し上げます。
iCAREではQAエンジニア・その他ポジションも積極採用中です。
QAEチームはまだまだチームとして動き始めたばかりです!
ご興味のある方はぜひご応募ください。お待ちしております!