【Devチーム紹介_Vol.19】エンジニアリングマネージャーおぎじゅんさん
こんにちは!
UI/UXデザイナーをやっております、じゃっきーです!
今回は各方面からの熱いリクエストにお答えして、
エンジニア業界では有名人!そしてなんと喫茶店のオーナーでもあります!
弊社エンジニアリングマネージャーおぎじゅんさんのインタビュー記事をお届けします!
今までのご経歴を伺っても良いですか?
大学院まで数学をやっていて、数学者になって数学の研究がしたかったんです。
でもなれなかったから、アルバイトでずっとやっていたプログラマーならできるかなって、
プログラマーとして就職しました。
当時は朝にとても弱かったので、20年くらいフリーでやってました笑
その過程で何回か会社を作ったりしてたんですね。
そのうち世間の会社ってどういうものなんだろうと知りたくなって、Yahoo!に入社しました。
4000人くらいの会社に入って、初めてわかることがいろいろありましたね。
大きいユーザーベースのサービスを提供・利用してもらえることに関われて、
巨大サービスをつくる技術も見せてもらえて、大きな組織を運営するのも見せてもらえて。
でっかい会社に入ってやりたいことがだいたいできましたね。とても思い通りに過ごせました。
結論としてでかい会社むいてないな!って思って。笑
大きなユーザーベースは楽しかったけれど、
そこで学んだことを活かして、次のベンチャーやスタートアップ、
会社の立ち上げなんかにも邁進していきました。
そこから珈琲屋始めようと思ったのは…会社の事務所を探してて、
いいタイミングでぱっと空いた物件が居抜きの居酒屋だったんですよ。
それをそのまま借りて、アスクルの白い事務机とチェアを置いてよっしゃオフィスだ〜!って笑。
カウンターからコーヒーとか出せたので、打ち合わせに来たお客さんにそこから出すような遊びをしてて、
コワーキングスペースできたから遊びに来てよ!コーヒー出すから!なんて言ってて、
振る舞ってるうちに店にしようかな〜なんて感じです。
私の人生はすべて行き当たりばったりなんです。来たバスに乗ってるだけみたいな。
(もっと詳しく知りたい方はぜひこちらから!)
iCAREに入社した経緯を教えてください
端的にいうと、COOの石野さんにプロフェッショナルサーチで1本釣りされたんです。
2015年4月からやっていた喫茶店も順調に成長しつつ、スタッフも増えて、
最初は焙煎豆を買ってたのから自家焙煎に変えてみたり、通販も初めたりして、
売り上げはじわじわ伸びてたんですけど、そのうち成長的には踊り場状態になりました。
でも俺の給料さえ取らなければやってけるか〜くらいの。笑
そこにコロナっちゅーやつがくるわけですよ…
細々とやってたけど、今まで通ってくれてた人が会社に行かなくなり、
喫茶店の前通らなくなり、お客さんがガクッと減った。
通販の売り上げはめちゃくちゃあがったし、喫茶店は時短命令はでなかったけど、
12月からも〜〜無理!ってなっちゃって。6匹の扶養家族(猫)も抱えているので。僕。
窮地の人たちと協力しあっていろいろやったり
喫茶店やりながらも細々と開発してたりしてたけど、昼も働かんとな、と。
そこでいろんな話を聞き始めたところに石野さんから連絡が入ったんですよ。
決め手はなんだったんですか?
端的にいうと石野さんの決断が早いところに惹かれて決めました。
しのごの言わずに即決即断する感じがこっちも心配になるくらいだったんですよ。
オファー出しときました〜みたいな。話が早くて。
普通はもっといろんな余計なこと気にすると思うんですけど
そこはすごく気に入ってくれたみたいで、すぐ決めて!って言われて。
それ自体ありがたかったし、そういうことが許される風土で、
これと決めたことをばしっとすぐ実行できるみたいな…
まあそれが誰にでも許されるわけじゃないとおもうけど、
少なくとも石野さんにはそれができる状態を保ってる。そこが良かった。
まあそれだけではなく。
ソーシャルアプリの会社で立ち上げとかやりながらCTOという肩書を貰ったりしてたんですが、
その時に現在iCAREの社外取締役である和田さんから出資してもらってたんですよ。
iCAREも和田さんが関わってる会社だから、今何か貢献できれば多少の恩返しになるかなって。
和田さんが私のことをリファレンスで良い評判?悪い評判?どっちを石野さんに話してるかは知らないけど、
石野さんには「和田さんに聞けば荻野のリファレンスはとれますよ」と伝えていたりもしました。
石野さん(COO)とはどんな話をしたんですか?
たいした話はしてないんですよ。
どんなコーディングができるみたいな話もしてないし、
6年弱のブランクがある状態で最前線のスピード感についていける保証もできませんと正直に話しました。
それでも石野さんからこんな会社なんですよって説明してもらって、
そのあとすぐ開発メンバーと会ってくださいって言われて、
エンジニアの安田さん、一星さん、内村さん、デザイナーの青木さんと4人が画面に現れて、
4人は結構戸惑ってる感じで笑。色々話しました。
その時の印象は入社してもそんなに変わりはないですね〜
安田さんがMCというか司会というかみんなを主導して色々引き出そうとする中で
内村さんがぼそっと鋭いことを言って、いっせーさんが最後うま〜くまとめる みたいな印象。
1ヶ月半たったけど、その辺りのメンバーとはよく会議でも絡みますね。
iCAREのエンジニアリーダー陣は他社と比べてどう?
ああ〜他社とは明確に違いますね。おもしろいですよ。
各社どこに行っても個性はあるけど、通り一遍の…うわべだけな感じはないですよね。
素直で擦れてない人ばかりなのはとてもいいと思います。
逆に、これは…偉そうに聞こえちゃうかも。だけど、
これから統率することに、より自信を持って欲しいなと思います。
前に出ることが必ずしも得意じゃない人も、リーダーという役目を担わなければならなくて、
そういう時に自分の性質とか関係なく、みんなを同じ方向を向かせて
ぐいぐい引っ張っていかなければならない。自覚持って自信持たないといけないんですよね。
まあ大体もうできてるんですけど。
今良い意味でオレオレ・オラオラタイプがいないんですよ。素直ないい人ばかりで。
でも、オラオラタイプは困ったちゃんが多いけど、
そういう人たちのポジティブな面もとりいれていきたいな〜とは思います。
ぼくも全然オラオラじゃないけど、、、
iCAREでどんなことをやりたいとお考えですか?
ブランクの期間もWEBサイト作ったりいろんなサイト作ったりはしてたんです。
それは自分ができる範囲で無理なく喫茶店経営のかたわら、スケジュールも予想できて、
ぶれなく実装できて確実に金になる、ぬるい世界だった。
そういうのとは違う、無理めな目標があってもストレッチして、
トライしてクリアする世界に戻ることだとおもったんですよ。
資金調達直後のスタートアップにジョインするってことは。
iCAREに入社したひとつの理由でもあるんですけどね。
6年間ぬるま湯につかってた自分にとって必要な刺激なんじゃないかと思ったんです。
やるなら今だな、やろうって。
せっかく声かけてもらえたから、貢献できないとしかたがない。
週1でも2でも、お好きな働き方でっていってくれたけど
ある程度成果を出すにはちゃんとしたボリュームで関わらないと難しいだろうと。
お互いそうやってすり合わせていけばなんとかなるかなって。
だからこのタイミングで来たのはとにかく石野さんに熱く誘われたのと、
タイミング的に急成長を目前にしてて、これからチームの人数も何倍にもなるはずみたいなそういう時にチームが円滑に成長できるようなマネジメントをやってくれと言われるのは
体験したことのない成長の要素があるような予感があった。
だから今めっちゃ背伸びしてやってます!背伸びしてやることがちょうどよくあるから。
とはいえいろんな人を今お待たせしたりしてて、申し訳ないんですが…
スイスイはできてないけどなんとかって感じです。
今後どういう人に来て欲しいですか
一緒に盛り上がってくれる人に来て欲しいですね。
良くも悪くもこの会社は同じ方向にわーっといくことはできてます。
そのすごい勢いで進んでる船に乗っかってさらに自分でも漕いでやれみたいな素直で勢いのある人がいいかも。
自分の信じるところがある人だったらどんな人でもいいな。
同じ方向むいてるとはいえ全然キャラが違う人が集まってるのがいいところだと思うので。
その人たちとどんなことがしたいですか?
Carelyというプロダクトをもっと強くしたいです。
競合から一つ抜けるには、例えば競合が実装した機能を気づいた時にすぐに実装できるとか、
「そんな機能要らないんじゃないか?」と感じても、相手がコンパリゾンで並べてくるなら
対抗してすぐつけられるみたいな、そういうのをさらっとつけられるような組織にしたい。
ソフトバンクモバイルができた時にホワイトプランっていうのをつくったじゃないですか。
それでauドコモが新しい料金プラン発表したら、そこから200円下げたプランをすぐ発表したんですよ。
同じことがしたいわけじゃないけど、そういうこともできちゃうようなしなやかな動きをみんなで実現していきたい。
そのためにはどんなネタがふられても実装できるようなスキルを基礎体力として身につけたりとか、人の隠れた要望を吸い上げるための開かれるマインドをみんなが持つとかいろんなことが必要。
いろんな実装があっても混乱せずにプロダクトに入れ込んでいくみたいな交通整理もできて、
血流がいい感じですよね。血液さらさらな感じ。
理想の開発組織みたいなのをつくってみたいんですよ。
自分も歯車の一つとなり、一生懸命働きながら一緒に作っていけるメンバーを引っ張り込みたいですね。
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いかがだったでしょうか!
おぎじゅんさんの魅力はもちろん、iCAREエンジニアの魅力も伝わったのではないでしょうか...!
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