Railsエンジニアとして見たiCAREの環境
こんにちは、iCAREサーバーサイドエンジニアの寺井(@krpk1900_dev)です。
私は現在、iCAREのサービスであるCarelyの技術基盤を開発するCT(Core Technology)チームに所属しており、普段は主にRailsとGraphQLを用いた機能開発を行っています。
入社してからこの半年間で、もし成長できていなかったとしたら100%自分に責任があると言い切れるくらい恵まれた環境で日々働いています。
そこで、今日は私が一緒に働いているとても魅力的な方々を紹介したいと思います!
1人目:うっちーさん(CTチームマネージャー兼サーバーサイドエンジニア)
1人目はCTチームのマネージャーであるうっちーさんです!
うっちーさんのすごいところはたくさんあるのですが今回は3つ紹介します。
- 自分の書いたコードとお客様に対する責任感
- マネージャーでありつつも開発者としても超実力者
- 毎週してくれる神レベルにおもしろい話
1.自分の書いたコードとお客様に対する責任感
うっちーさんにPRを投げたとき、うっちーさんは以前私に「自分の書いたコードの中で説明できない部分があるということは、不具合を生んでしまう可能性を潰す努力を怠っているということで、お客様に対して失礼なことだと俺は思うんだよねー」と語ってくれました。
また、本番DBを調査する必要があったときに「負荷も無視できるくらい小さいし、SQL文を作るよりもいつも書き慣れているRailsで調査したいなー」と思ってサービスが稼働しているEC2インスタンス上のRails Consoleで調査しようとしたときも、「本当にわずかと言っても実際にお客様が使っているサービスにかける負荷を不必要に増やすことになるのは失礼なことだと思うんよねー」と話してくれました。
うっちーさんはCarelyを使ってくれているお客様やCarelyを作っている開発者としての責任感がとても強く、うっちーさんのそんな姿勢を隣で吸収させてもらえています。
2.マネージャーでありつつも開発者としても超実力者
うっちーさんはCTチームのマネージャーとして仕様の定義やリソース管理などを担当されていますが、開発者としても超実力者で、チームがピンチのときや難易度が高い緊急対応のときなどにもとても頼りになる存在です。
また、チームのマネージャーがお手本を姿勢で見せてくれていて、エンジニアとしても尊敬できる存在であることはとても恵まれたことだと思います。
3.毎週してくれる神レベルにおもしろい話
CTチームでは毎週チーム定例があるのですが、余った時間で誰かがおもしろい話をするという伝統があります。
うっちーさんは毎週リーダーとして、ギリギリのラインを攻めたおもしろい話をしてくれます。
おそらくうっちーさんのおもしろい話を聞くためだけでもiCAREに入社する価値があります。
2人目:大塚さん(CTチームサーバーサイドエンジニア)
2人目はCTチームサーバーサイドエンジニアの大塚さんです!
大塚さんは本当に穏やかで謙虚な性格の仏エンジニアです。
「こんな初歩的なことを聞くためにお時間いただいても良いのかな」と一瞬考えてしまうような質問に対しても、本当に丁寧に対応してくれます。
その上、大塚さんは「現場Rails」の著者の一人で、RailsやSQLの実装方針やreviewerに優しいcommitの積み方など多くの点でとても勉強になります。
現在CTチームで行っているプロジェクトのサーバーサイドエンジニアはうっちーさんと大塚さんと私の3人なので、うっちーさんや大塚さんの書かれたコードのほとんどを私が読ませていただいているし、逆に私が書いたコードのほとんどをうっちーさんと大塚さんにレビューしていただいており、Railsエンジニアとしてとても恵まれた環境だなと感じながら働いています。
3人目:おぎじゅんさん(CTO)
3人目はiCARE CTOのおぎじゅんさんです!
おぎじゅんさんは2006年に行われた最初のRubyKaigiの創始者の1人であり、さらに「猫廼舎」という珈琲屋さんの店主でもあります。
今年から「荻野塾」という言語やフレームワークに依存しない基礎知識の習得を目的とした勉強会を毎週開催してくださっています。
例えばこれまでに出された課題には、「リテラルという言葉について調べてくる」「Carelyのシステム構成図を書いてくる」などがありました。
また、同じ場所で働いているからこそ、解決難易度が高かったり緊急度が高い課題に対しておぎじゅんさんがどのようにして原因を突き止めるかやどんなことを考えて方針を決めるかなどを、直接聞いたり見たりできることはすごく大きいと感じています。
そしておぎじゅんさんが挽いた豆で淹れてくれたコーヒーをみんなに振る舞ってくださいます☕️
4人目:前島さん(サーバーサイド技術顧問)
4人目はサーバーサイド技術顧問の前島(willnet)さんです!
前島さんはRails学習のバイブルである「パーフェクトRuby on Rails」の著者で、iCAREにはなんと2019年から技術顧問として携わってもらっています。(私は現在パRails勉強中です💪)
ペアプロやモブプロを通してエンジニアとしての経験年数に関わらずみんな知見を学ばさせていただいたり、定例にも参加してもらって技術的な助言をいただいたりもしています。
さらに、以前「メタプログラミングRuby」の勉強会をiCAREで一度開催していただいていたのですが、自分を始めとして新しく入ったメンバーのためにもう一度メタプロRubyの勉強会を開催してくださっています。
前島さんが実装するときにどんなことを考えているのかを聞けたり、自分のコードを見てもらってフィードバックをもらえることは、Railsエンジニアとしてまさに夢のような環境だと思います。
5人目:馬場さん(インフラ技術顧問)
5人目はインフラ技術顧問の馬場さんです!
馬場さんはX-Tech5というITインフラの会社でCTOを務めておられ、「サーバ/インフラエンジニアの基本がこれ1冊でしっかり身につく本」を始めとしたインフラの書籍を何冊も出版されています。
Carelyのどのエントリポイントにアクセスが多かったかや、どのクエリで応答時間が遅くなっているかを毎週観測してくださったり、一週間にあった注目の出来事を共有してくださったりします。
また、毎週インフラ勉強会を開催してくださっていて、Linuxやサーバの基礎知識からAWS、Docker、Kubernetesなど幅広いテーマを扱ってくださるだけでなく、テーマのリクエストにも対応してくださりとても助かっています。
馬場さんは技術の話はもちろん、学習に対しての向き合い方やOODAループなどの方法論についても語ってくださる機会があり、そちらもすごく勉強になります。
6人目:igaigaさん(サーバーサイド アドバイザー)
最後はigaigaさんです!
igaigaさんも「パーフェクトRuby on Rails」の共著者の1人であり、Rubyの入門書としても有名な「ゼロからわかる Ruby超入門」の著者でもあります。
なんとそんなigaigaさんに、今年からiCAREサーバーサイドメンバーと一緒にペアプロをしていただいています。
私もペアプロをしてもらいましたが、ただ実装を完成させるだけでなく疑問に感じたことに対して同じ視点に立って答えが分かるまで一緒に探求してくださり、どの回もとても有意義な時間でした。
まとめ
今回はRailsエンジニアとして技術的に普段関わっている方々を紹介しました。
iCAREにあるRailsエンジニアにとって魅力的な環境を伝えることができたでしょうか?
もちろん今回紹介できなかった他チームのメンバーやVPoEのとしさんを始め、まだまだiCAREには素敵なメンバーがたくさんいます!
強い関心がなかったとしても、まずは気軽にお話してiCAREメンバーのことを知ってもらいたいと思います。
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