GoodJob!称え合うという文化。弊社の社内コミュニケーション課題への向き合い方をご紹介 | Dev Driven 開発・デザインチーム GoodJob!称え合うという文化。弊社の社内コミュニケーション課題への向き合い方をご紹介 | 働くひとと組織の健康を創る iCARE

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GoodJob!称え合うという文化。弊社の社内コミュニケーション課題への向き合い方をご紹介

赤松正悟
2021/05/13

人間関係・コミュニケーションで消耗していませんか?

人間関係は永遠の課題です。大昔からこの問題に明確な解はありません。
恋愛に絶対的な攻略法がないのもその1つかもしれません。
強いて言うなら相手を変える事はできないので、
自分自身の振る舞いや解釈を変化させるのが1つの方法かもしれません。
都市部は人工過多にも関わらず孤独な方々が大勢います。
また地方も昔から村八分などの言葉もありますが
集団としてのルールを守らないと、除け者にされるなど
人間関係は非常に複雑で面倒です。
ここでは会社組織という集団における人間関係を
少しでもより良い体験に変える為の弊社事例をご紹介させていただきたいと思います。

組織の規模にもよりますが、100名を越えたあたりから顔と名前が一致しない、
それ以前に自社のスタッフなのかさえ認識できなくなるという問題もあります。
コロナ禍でマスクが必須になった事で、さらにこの課題は解決が難しくなりました。

1.シャッフルランチ

本日現在は緊急事態宣言下なので、オンラインでシャッフルランチをおこなっています。
シャッフルランチとは普段業務上で接点を持たない他部署の方々などと
ランダムにアサインされてランチを共にする事です。
なんと福利厚生として月に1度まで会社負担で昼会食できます!
遠方や家庭の事情でリモートワークされている方なども
このオンラインでのシャッフルランチで顔合わせする事ができ
お互いを認識する機会を提供されています。
(オンラインでは出前でも、直接購入でも規程金額まで利用可能です)

2.顔写真を露出する

SlackのIcon画像を顔写真にする事を推奨してお互いを認識できるように努めております。
(これ読んでるスタッフでアイコンが動物の人は更新しないと覚えてもらえないよ!w)
また名刺にも顔写真がプリントされています。(私何社も経験しておりますが初です)
その他、OKR(簡単に言うと目標管理)を顔写真と共に掲載したり
顔写真付きの席次表を掲示し、各席のモニターの上にも顔写真と一言コメントを
記載して立てかけたりといった細かい努力がされています。

3.コーポレート部門や文化村という委員会が常にこれらの課題と向き合ってくれている

弊社ではバックオフィスという言葉は使いません。
総務、財務、経理、人事などのコーポレート部門は会社を動かすエンジンのような役割を担ってくれており、バックというより、もはやフロントオフィスといっても良いのではないかというくらい
最前線で皆をリードしてくださっています。矢面に立つというやつです。
文化村という委員会のメンバーも1年毎にリフレッシュされ、
社員同士の交流の場を様々な形で企画・実行してくれています。
オフライン時は勿論の事、現在のようなリモートワークの状況下でも
面白い映像コンテンツの提供やZoomなどでの交流の場を作ってくださいます。
オンライン勉強会なども定期的に実施されます。
登壇者も毎回様々な部署から千差万別なコンテンツが提供され
そのような場でも交流が深まります。

経営層の文化形成への想いと感謝称賛の文化構築

お互いを認識するという課題については前述のような取り組みをしておりますが
コミュニケーション自体の質をどのように向上していくのかという課題に関して、弊社事例を紹介させていただきます。
先に結論を申し上げますと、お互いを称賛し、感謝し、高め合う文化を作る為に独自ツールを開発運用しているというのが答えです。
弊社内でのビジネスコミュニケーションツールはSlackをメインにDiscordやGoogleMeet、Zoomなどコロナ禍の現在に至っては特筆するものは何もありません。
ツールはどのように使うかというのが全てであり、その点にフォーカスさせていただきます。
弊社は健康経営を世界中に流布し従業員と企業の健康をCarelyというSaaSによって支えるという目的のもとに成り立つ組織です。
従って自社の従業員が健康でないと医者の不養生と同じです。
その為、サービスの根幹であるSoftwareの継続的成長と安定稼働が基本です。
そこでDevDrivenという考え方が文化の根底に根ざしています。
今や従業員全体の約30%程度がエンジニアで、他部署と比較すると最大規模の部署です。
従ってDevDrivenの考えに基づいて、技術的手法でコミュニケーションの質を向上させるべく
弊社VPoE安田(Twitterアカウントはこちらから)がSlackアプリを開発しました。
アプリの名前はGJCarely(GoodJobCarely)という名称で、メインのコミュニケーションツールであるSlackのアドオン形式のアプリケーションです。
Carelyというのは弊社のメインサービスのアプリケーション名称です。詳しくはこちらから。

GJCarely (GoodJobCarely) とは?

称賛したい方へのメンションと共に@GJ Carelyというメンションを添える事で
称賛された方はどんどんポイントが蓄積されていきます。
このポイントを元に表彰したり、また称賛した数が多い人も同時に表彰されたりといった取り組みをしております。
全社定例会議でランキング発表や、一言コメントのようなコーナーも設けてあります。
これだけだと、スタンプで【ありがとう!】とかやってるのを自動集計してるのと大差ないじゃないかと私自身初めは思っておりました。しかしながらちょっとした違い(こだわり)がUXに大きな変化を生んでいます。まず大きなポイントはメンションがとんできてポイントが表示されるというプッシュ式の通知がある事。誰が誰を称賛したのかという事が明確に伝わる事。5pt取得単位で様々な追加のアニメーションが表示される事など。一見すると大した違いはなさそうな事が非常に大きなUXを生み出しています。

以下イメージ

また基本的にメンションを付けて特定個人へ連絡する際は所謂、報連相の機会が多いかと思います。その流れの中に報告・連絡・相談・称賛・感謝というように二要素が自然に追加されたような流れが作りだされます。
これが前述の文化と乗算されて感謝と称賛のスパイラルを生み出しています。
話が少し哲学的・生物学的なレベルになりますが、人間が根源的に持っている喜び、幸せを感じる行動習慣には、他者へ何かを与えるという事そのものに、実は喜びを感じるという研究の話を耳にした事があります。
利他主義という考え方などは一例かと思います。
小さなお子さんが両親へ何かを「はい、どうぞ!」と渡す事でキャッキャするシーンは
誰もが頭に思い浮かぶと思いますが、あれが人の本質だと私は考えます。
それと同時に大人になるにつれ社会の一員として自ずと承認欲求は発生します。
承認欲求については、いまさら語るまでもありませんがマズローなどが有名です。
つまりSlackアプリであるGJCarelyは承認欲求と与える欲求を同時に満たすアプリであり
それが主たるコミュニケーションツールのSlackのアドオンとなる事で
劇的にコミュニケーションの質を高める事に貢献しています。
あちらのチャンネル、こちらのチャンネルで様々な称賛が飛び交う毎日です。
感謝のスタンプなども自身の喜びのようにあちらこちらと目にします。
称賛し感謝するという事が文化、習慣として形成されている事により
互いに過ちを指摘し、反省する事の敷居も下げる事に繋がり不穏な空気は生まれにくくなっています。DevDrivenによってコミュニケーションが支えられているとても分かりやすい例示ではないかと私個人は感じています。
また非常に有益なツールであるので弊社クライアントや関係各社、ひいては様々な組織で利用していただけるように育てていきたいという話も出ているのですが、パッケージングなどの追加開発がまだまだ必要で、将来的には皆様の組織でも是非利用いただけるように努めてまいりたいとも考えております。
GJCarelyの現在と今後についてはTwitterのGJCarelyアカウントで発信しているので是非ともフォローください。

SNSでのコミュニケーション

最後におまけの話になるのですが、先日Twitterで弊社スタッフのリストを作成して驚いたのですが
私が掌握できているだけの弊社スタッフのアカウントは全体の6割前後も存在しました。
これは卒業生は除いております。卒業していったメンバーもカウントするとさらに数は多いです。
また一切強制もしておりません。部署単位で自主的にTwitter活動をやっていこうとしている部署はありますが、基本的に各々がマイペースで自主的に楽しくやっているように見受けられています。
これはITを生業にしている組織としては、リテラシーの高さを表していると同時に
ここでも社内コミュニケーションが行われるという副作用を生んでいます。もちろん直接会ってコミュニケーションをとりたいですが、コロナ禍でそれが難しい現状でも、このコミュニケーション力は称賛に値すると自社でありながら思います。

弊社へ興味を持ってくださったら

本当の最後に、ここまで長文を読んでくださり弊社に少しでも興味を持ってくださった方は
是非お気軽にご連絡ください。
まずはカジュアルに面談させていただきお互いの可能性を話し合う機会を持ってみませんか!
CS(CustomerSuccess)のトップはラー面接、ラー面談を
CTOは自身の経営するコーヒー喫茶でのコーヒー面談を実施しています。
エンジニアはもとより、マーケティング、セールス、カスタマーサクセス、メディカルスタッフ
各部門で人材を絶賛大募集中です!

とりあえず私のTwitterアカウントへDMをいただければ
各部門へ繋ぎます。

勿論以下より直接のエントリーもウェルカムです
https://www.wantedly.com/companies/iCARE/projects

皆様のご連絡をお待ちしております!