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エンジニアでもなんか洒落ている資料が作れるデザイン方法 シンプル編

青木隆之
2020/07/31

![デザイナーとエンジニアで一体となって組織力を上げる方法]デザイナーとエンジニアで一体となって組織力を上げる方法

こんにちは、アオキタカユキです。資料って意外と作成する機会っておおいですよね。デザイナーとして働いているわたしですがデザインと同じ位の時間を資料作成に費やしております。ワイヤーフレームや要件資料はもちろんなんですが、社内用の機能説明用資料やトイレの張り紙など様々です。(トイレの張り紙を作成するのがデザイナーの仕事かわかりませんがこういうの好きなので)
そこで資料作成大好きおじさんであるこの私が長いサラリーマン人生のなかで見つけ出した「簡単」「手軽」「かっこいい」資料作成術をまとめたいとおもいます。
資料つくりって面倒だなーとか、ちょっとだけかっこよくしたい!と思っているエンジニアの方に参考にして頂ければ幸いです!

フォントサイズは3種類まで

サイズは上限3種類までと決めてください。もちろんページが複数枚に渡る場合でも全体を通じて3種類までです。例えば、見出し=20px、本文=15px、注釈=12pxとしてください。「文字の大きさ」というのはそれ以上の大事な意味があります。それは見る順番です。基本的にテキストというのは「見出し→本文→注釈」と順番に呼んでいくの自然です。特別な意図がない限りいきなり注釈からよんで文を理解しようとする人はいません。文字の大きさとは読む順番を読み手に明示しているので。一番大きなフォントサイズで、このはタイトルなんですよ!この文字からよんでくださいね!と読み手に合図を送っています。
とこのようにフォントサイズには重要な意味があります。何種類もフォントサイズがあるとその意味がズレてきてしまいます。なので上限3種類までとして、なるべく文字の大きさを揃えてあげましょう。

ツラをあわせる、グリットを意識する

これは文字・図のレイアウトのお話です。ツラをあわせるとは、文字の頭を揃えて上げるということ。グリットを意識するとは各要素(テキストでも図でも)の縦線・横線を意識して配置するということです。
日本語というのは漢字が多く使われます。漢字は「文字を正方形に見立てて配置する」文字です。つまりまっすぐな縦と横の線を多く使ってデザインされている文字だともいえます。逆にツラをあわせずにレイアウトしてしまうと途端に読みづらいものになってしまいます。タイトルと本文のツラはしっかりと合わせてレイアウトすることが大事です。
またグリッドとは画面やページを縦横に分断する直線で格子状に分割し、これを組み合わせてブロック内の要素の大きさや配置を決定していく方法のことです。なんだか難しそうのですが、一定のルールにともなって各要素の大きさを決めていこうぜということです。これを意識しておこなうと一体感のあるデザインを作成することができます。厳密に守る必要はありませんが頭にいれておこくとで「どれだけの大きさで図を作成しよう・・・?」と困ることはありません。

色も3種類まで

何年もデザイナーをやっていても色は難しいです。。。というのは色自体にも色々な意味があります。有名なのは暖色系は元気や活発を表現して、寒色系は寂しさやクールさ。さらにデザインに対しての「ベース」「メイン」「アクセント」の組み合わせで何が一番ふさわしいのか選択していきます。資料でこれをやってしまうといつまでたっても資料作成がおわりません。。。なのでおすすめは「背景は白」「文字色は黒」「アクセントはお好みで」と3種類までとしたほうが無難です。シンプルな方が余計なことを考えずにすみます。また資料は印刷することも十分考えられますのでなるべく色数を減らした方がいいです。

有料素材サイトを契約!!

はい、なんだかもともこもないですねwとはいえ月数千円でプロが作成した素材が使い放題なんです。私も実際に契約しています。こんなことってないですか?イメージにあった写真をいれたいんだけど無料の写真ってなんだか古臭いし、イメージとちょっとだけズレいる。こんな写真を探すのに数時間たってしまった。こんな時間を使うくらいでしたら資料の精度を高めることに時間をつかいましょう。
ついデザインにこだわりはじめるとそこに目が行きがちになってしまいます。しかし資料で大事なポイントはデザインでなくその中身!デザインはあくまでその中身をちょっとだけ伝わりやすくする味付け程度に考えると良いかとおもいます。上記で書いたポイントを守るだけでぐっとレベルが上がります。まずは最低限のルールを守ってよい資料作成を行って頂ければとおもいます!