リモートワークの課題とこれからへの期待
こんにちは、いっせいです。
新型コロナウイルスの影響でリモートワークや時差出勤をされている方も多くいらっしゃるかと思います。
弊社も リモートワークについて \| Dev Driven で書いてくれたようにリモートワークを積極的に行っています。
その中で自分が直面した課題とそれを解決するであろうこれからへの期待についてお話したいと思います。
だいたいはTwitterでつぶやいたこと ですw
複数人でのディスカッション/ブレストはまだリモートよりオフラインの方が速度が出る
最近新しい機能の検討があったのですが、0->1の段階だったので口頭でガシガシ議論して話をもんでいく必要がありました。
キックオフはオンラインで行ったのですが、私は以下のような課題があると感じました。
- 各人のネット環境にバラつきがあり、音声が途切れ途切れになる
- 発言が被ってしまった時、音声が潰れてしまう
- オフラインであればなんとなく被ってもそれぞれが何を言おうとしたかわかる気がしますが、それが難しい
それがあったので「やっぱりオフラインでやろう!」ということになり、
会議室に集まり議論を行いました。
(もちろん広い会議室を使い席を話すなどの対策を行いました)
その時に感じたオフラインのメリットは以下のようなものかなと思いました。
- ホワイトボードが複数あったのでいろいろな分析が並行して行える
- やはりホワイトボードとペンはアイディア出しには最高だなと。
- 付箋を貼ったり移動したりできるし。
- 音声の遅延がない
- 当たり前ですが、先日のオンラインのことがあったのでやはりいいなと感じました。
やはり現状ではオフラインで行った方が効率がよく素早く進むと感じました。
ディスカッション/ブレストは今後もリモートは速度がでないのか?
そんなことはないと思います。
接続環境
各人のネット環境の問題は5Gが解決してくれそうだなと思っています。
5Gの特徴は 5Gの特徴は以下の3点が挙げられます。
- 高速・大容量
- 低遅延
- 多接続
これは音声の遅延問題の解決に大きく貢献してくれるのではないでしょうか?
音声の被り問題
音声の被り問題はさまざまなサービスがこれから解決してくれると思います。
一例を挙げるとゲーマー向けボイスチャットの Discord というものがあります。
試しに社内で使ってみたのですが、動作がとても軽く、ZoomやHangoutに比べてクリアに聞こえる印象です。
最近ではDiscordに打鍵音や生活ノイズをAIで除去する機能 がリリースされるなど性能向上が目覚ましいです。
オンラインゲームでは同時接続してボイスチャットを行うと思いますから、その分野の技術もきっと向上してくれるはずです(根拠なしw
ホワイトボード
最近ではさまざまな共同編集できるホワイトボードツールがあります。
Google Jamboard: ビジネス向けのインタラクティブなホワイトボード \| G Suite や
最近SNSでは Miro \| Free Online Collaborative Whiteboard Platform がよいとの話を聞きます。
ここで課題になってくるのが「ペン」問題ですが、iPad や Surface などのタブレット端末を使ったり、
タッチパネル対応の外付けディスプレイもあるのでうまくタッチペンで代用できるのではないでしょうか?
これからの期待
現状では「リモートワークよりオフラインで集まったほうが生産性が高い」というのが通説のようです。
しかしそれは上記のような課題がまだあるからだと思っています。
あとは気軽に話しかけづらいなどの声もよく聞きます。
いま世界的に新型コロナウイルスの流行により、リモートワークが流行しています。
この流れにのってさまざまなオンラインで業務ができるサービス・環境が整ってくると思います。
気軽に話しづらいという問題も、ARなどを駆使して自宅にいながら隣に同僚がいるかのような環境を作るなどの技術サービスが出てくるんじゃないでしょうか。
いつかオフラインで業務を行うのと同等の効率、さらにはより生産性の高い業務ができる将来がくるのでは?とワクワクしています。
そうするとわざわざ都心部に集まる必要がなくなって、
通勤もする必要がなくて日本各地や世界のいろんな人と業務がスームズにできるようになるんじゃないでしょうか?
都心部に集まる必要がなければ地方にも住めて住まいの選択肢が広がりそうですし。
まさに働き方改革といった感じがしますね!
大変な状況ですが、これをチャンスと捉えいろいろなリモートワークの形を模索したいと思います。
ではまた!