テクノロジーとSF映画
こんばんは。デザイナーの名人です。
最近は外出自粛の空気のため、
家で映画などを観て過ごす時間も増えてきたのではないでしょうか?
そこで今回はおすすめのSF映画を紹介します。
SF映画は時にテクノロジーが生活に浸透した世界のUI/UXやその世界での倫理観を炙り出してくれる示唆に富んだ作品もたくさんあります。
では、この世界の時間の流れが不可逆である限り、
3月があとちょっとで終わってしまうので、早速紹介していきましょう〜
「マトリックス」
キアヌ・リーブスが主演した1999年のアメリカ映画です。
弾丸を上半身を大きく反らせて回避するシーンは有名ですね。
主人公ネロがVR世界でエージェント・スミスと戦い、コンピュータの支配から抗う救世主として戦います。結構哲学的な作品もあり、次回作の話も出ていますね。
「マイノリティ・リポート」
プリコグと呼ばれる予知能力者によって犯罪予測がされ、事前に犯罪を防ぐことが可能になった世界。その執行係である犯罪予防局の刑事ジョン・アンダートン(=トム・クルーズ)がある日突然、その逮捕対象にされてしまうところから物語が始まります。ジョンがデータを扱って潜在犯を探すときに手を大きく動かして直感的に操作しているシーンが印象的です。
「Her」
人工知能サマンサと人間の男セオドアの恋を描いた作品です。
OSのサポート機能としていろいろな雑務を処理してくれるうちに、ついには心の傷まで癒してくれる存在になったサマンサ。いろいろな”ハック”で愛を確かめ合ったり、デートをしたりすることを試みます。人間とシステムという垣根を超えて繋がれたと実感したセオドアでしたが、最後には・・・・
音声サポート人工知能といえば、SiriやAlexaなどが出てきていますが、最近では芸能人のLINEに癒されている女性たちも多く見受けられ、現実味を帯びてきたのかもしれませんね。
「サイコパス」
犯罪者指数である「サイコパス」を感知できる銃を持った警察が、潜在的に犯罪を起こす可能性がある人を事前逮捕できるという未来の世界を描いた作品。まどマギの虚淵玄さんが脚本を書いています。
現実でも、ビッグデータを活用したマーケティングであったり、顔認証技術で体調を予測したりすることが実現していることを考えるとそれらの活用でこうした警察のシステムが導入されるのかもしれません。
「ハーモニー」
伊藤計劃作の小説を元にした作品です。
2019年、アメリカ合衆国で発生した暴動をきっかけに全世界で戦争と未知のウイルスが蔓延した「大災禍(ザ・メイルストロム)」によって従来の政府は崩壊し、高度な医療経済社会を目指した「生府」が生まれました。その世界では健康情報を生府が監視し、人々の健康状態を保っていました。
そんな中、自身が共有リソースとされることに半旗を翻した主人公御冷ミヤハのとった行動とは・・・
以上、おすすめのSF映画でした!
ではまた。