KPIの見える化でやってきたこと
どうも、石野です。
(暑くなってきましたね〜。私は夏が大好きです!)
今回は、「KPIの見える化」のお話です。
はじめに
みなさん、KPIが大事なことは重々ご存知かと思いますが、
「いつでも簡単に見れて」
「みんなが数字を意識している状態を作る」
のって以外と難しいですよね。
そこで、システムの観点から改善してきたことを書きたいと思います。
1.チャットで毎日通知
まずは、最低限必要な数字や、日々の変化を見たいものはチャットで通知します。
御存知の通り、チャットは見るハードルが低いのが良い部分ですよね。
(Carelyの利用状況や、ホームページのPV、コンバージョンなどを取得しています)
このbot(通称:モヒカン君)は、話かけると答えてくれたり、
ニュースや天気やおみくじも答えてくれます。
botに慣れてもらうのと、少しでも楽しい要素を入れられたらなぁと設定しましたが、
最近みんな話しかけてくれない(飽きた)のでVerUPしようと思ってます。
GASでのGA取得方法やChatbotのやり方は下記
2.イントラ上にKPIページを新設
・いつでも簡単に見れるように
現在は、Google Siteでイントラを構築しているので、その中に用意しました。
とにかく入り口は一つでシンプルに!(バラバラでKPI管理しても絶対に見ない...)
経営指標はもちろん、部署間(違う職種)のKPIも一緒に表示してますので、
色々な気づきが生まれて良いです。
そのうち、大きなディスプレイで常時表示しようかとも思ってます。
・みんなで変更できるように
Google スプレッドシートに日次でデータを更新しており、グラフも標準の機能を
利用しているだけなので、各自の色々な目線での集計、変更が可能です。
「やり方がわからないからなぁ...」とは言わせませんw
Google Siteでのスプレッドシート埋め込みは、Web上で別シート選択もできますし、
リンクから本体を開いて修正することもできるので、とても便利です。
スプレッドシートへのデータ取得のやり方は下記
3.タイムリーに確認できる管理画面の作成
(ほとんどモザイクですね...)
日次よりもっとタイムリーな、最新データを確認する必要もあるので、
ここだけはRailsのページで作りました。
月次のレポート作成時にもロジックは使ってたりします。
さりげな〜く「Carely」のロゴをいじってるんですが、
まだ誰も気付いてくれない...
4.その他
・日次、週次、月次でのデータ取得
当たり前のことですが、過去のステータスを持っていないデータは
日次で取得しておく必要があります。
(アプリケーションログから拾おうとすると面倒なデータとかです)
また、月次ではちょっと集計スパンが長いものは週次で取得もしておきます。
・今後、詳細な分析ができるために
RDB上でのデータ整理やラベリングもそうですが、
アプリケーションログでのデータの持ち方と保管もしっかり検討していく予定です。
最後に
まだまだ改善点も多いKPIの見える化ですが、
見やすく、変更しやすく、みんなが数字を意識して改善していけるよう
システムで支えていければと思っています。
それでは!