CEOも営業も、み〜んなGitHubで課題管理させちゃうよ♥
どうも、石野です。
今回のブログは、
職種を跨いだ全員で課題管理とプロジェクト管理をし始めました」
というお話です。(↑上の画像が一覧画面。ちなみに有料ツールです)
GitHubはエンジニアライクなツールなので、若干UIに愛が無いですが、他の職種のみんなが便利だと思ってもらえるよう工夫してみましたので、参考になれば幸いです。
(ちなみに、ツール導入で大事なポイントは、「啓蒙活動する人」と「遊びの要素を入れること」と私は思ってます)
導入の経緯
良くある話ですが、今までは課題管理やユーザ要望を、各部門(職種)でエクセルや頭の中で管理していたのですが、数も多くなり「そういえば、あの件どうなったっけ?」という事象も起きていました。
リポジトリもGitHubに全面移行したので、この機会に人もソースも一気通貫でスピード感のある体制と環境を作ろうと思ったのがきっかけです。
組織の人数が増えていくにあたって、10〜20人の段階で情報整理の土台を作っておくことはとても大事なことですよね。
(まだ人数も少ないスタートアップなので導入の壁も低いですし)
ZenHubを入れると?
簡単に言うと、
・Trelloみたいに「かんばん」管理ができて、
・Epic(えぴっく)というGitHubのIssue(課題/タスク)をまとめた単位での管理ができます。
(エンジニア以外の人はIssue単位では、まぁ見ないですよね)
カスタマイズポイント
ラベルの設定
①どのシステム? ②誰からの要望? ③優先度は?
↓こんな感じで設定すると見やすいです。
Epicの流れ、ステータス(パイプライン)
下記の9段階のステータスで運用してます。
・New Epics(要望) …全員で起票するところ
・Icebox(優先度付け) …POとPMが優先度が高い順に並べます
・Backlog(工数見積り) …主にエンジニアリーダーが工数見積ります。
工数が予想より大きい時は優先度を変えることもあります。
・In Progress(作業中) …各エンジニアが自分のタスクを取って開発します。
・Done(作業完了) …実装完了
・Review①(エンジニアリーダー確認) …エンジニアリーダーの確認
・Review②(PO、PM確認) …最終確認
・Ready to Deploy …デプロイ待ち
・Close(終了) …完了
特徴としては、レビューをエンジニアリーダーとPOの2回に分けてるところです。
まぁ...指し戻しがあるからですね(汗)
ちなみに弊社は1sprint(MileStone)を1週間で区切っていて、Backlog(工数見積り)を火曜にやり、次の火曜にPOレビューを、木曜にリリース!みたいなスケジュールにしています。
issueのpoint(Estimate)は「xx人日」にしてます(みんながわかりやすい単位)
啓蒙活動
まずは慣れてもらうのが重要で、GitHubキライ!などと思われたくないので、
「ラベルを3つ付けて、Epicを2回押す!」
だけを覚えてもらい、課題の書き方は好きなフォーマットで良しとしました。
(すこしづつ精度をあげていけば良いのです)
画像添付してみたり、「いいね!」したり、すこしづつ慣れていってもらう感じですね。
たまにくだらないタスクを入れてみるのも面白いですよ。
また、最初のウチは、エンジニアが代筆してEpic作成してあげましょう(これ大事)
CEOとCOOにレクチャー中♪ (私の髭が汚くてごめんなさい...)
導入してみてどうか?
やはり、課題が迷子にならないことと、その課題が今どういうステータスで、いつリリースされるかがわかるのが大きいですね。
今後は、過去の事例をすぐに見つけ出せることが大きな効果になるでしょう。
(エンジニア目線での良いことは言わずもがな なので、割愛します)
エンジニア以外のメンバーがEpic上で質問に答えてくれたり、仕様を追記してくれると嬉しいかぎりです(涙)
最後に
まぁ、そうは言っても、まだまだエンジニア以外はあまり見ないので、引き続き啓蒙活動していこうと思います。
今後は、メディカルスタッフの方にもいっぱい使ってもらって、
医師、保健師、ナース 界隈で
「ウチはGitHubで課題管理してるのよ〜」
って言ってもらったらカッコよくないですか!?
(間違いなく「GitHubってなに?」 と返ってきそうですが... ギフハブ)