元デザイナーがJSTQBを学び出したんですけど
みなさん、 ハッピー直前GW。パート2。
じゃっきーです。
つい昨日、2カ月前に勉強の意思を固めたぜ!
という毒にも薬にもならない記事を書いた者です。
2カ月経ってんの?じゃあもう当然勉強したんだよね?受かった??
そんな声がもうチラホラ聞こえてきているような気がします。幻聴だと良いな。
実際2ヶ月経ってどうしたかったって言いますと
ほんま人生何が起こるかわからんで。
みんな、保険だけは入っときや。
入っててよかった入院保険!!!クソが!!!!!
そんなこんなで言い訳タイム終了なんですが勉強あんまり進んでません。ごめんなさい。
今は無事退院しました。ご飯が美味しくて看護婦さんが可愛かったです。
とりあえず学んだことを共有したい
そんなこんなで今回は「テストを行うのはなぜか」をご紹介したいと思います。
テストを行うのはなぜか
IT業界のみならず、顧客になんらかのシステムを提供していれば「テスト?ああ動作を確認するやつね」くらいの認識はありますよね。
「ちゃんと動くのを確認する」のがテスト、という共通の思いもあると思います。
でも、「テストがないとどうなるんだろう」まで考えている方は案外少ないかもしれません。
テストをやらないとどうなるか、弊社のシステムを例に考えてみましょう。
Carelyを取り巻く人々として、
お客様:人事さん、産業医さん
iCARE社員:営業、エンジニア
を挙げてみます。
テストがなく、「システムが動かない」「不具合がある」ということが起こったとします。すると、こういう事態に陥ります。
ゾッとしますね。想像しただけで泣きそうです。
ではこれらをそれぞれ分類してみましょう。
エンジニア「開発日程が遅延続き...」
これは「時間の浪費」にあたります。
本来別の開発に使う予定だった開発担当者の時間が不具合によって圧迫され、単純にエラー修正の工数だけではなく別のプロジェクトにも影響を及ぼします。
結果エンジニアの労働時間が増え、フィジカルだけではなくメンタルの問題にもつながります。それが積み重なると社員の健康状態が悪化したり、休職や退職にも繋がっていくでしょう。
もちろん、その間ツールが止まっているお客様も手作業で対応をするなど時間を浪費されている場合があります。恐ろしいです。
営業「クレーム処理に契約の損失...」
これは「経済的な損失」にあたります。
不具合が発生した時に対応するのはエンジニアだけではありません。クレームが来たり、お客様の対応が求められる営業やカスタマーサービスにもサポートコストがかかります。
また、繰り返しにはなりますが、お客さまのお仕事が止まってしまうことでお客様にももちろん損失が生まれます。恐ろしいです。。
人事さん「エラーばかりのシステムは信用できない!」
これは「信用の失墜」にあたります。
お客様はお金を支払ってツールを使ってくださってるので、お金を払って使えないなんてもちろん怒って当然です。
例え小さなエラーでも、積み重ねればどんどん「この会社は大丈夫なのか?」と思われるようになるでしょう。
結果、イメージの低下から「他の会社のも試してみようかな」という機会損失や「あの会社はやめた方がいいわよ」なんていう噂にも繋がってしまいます。つらいです。
産業医さん「データ損失で社員に危険が及んだ!」
システムのエラーで起こり得る一番恐ろしい事例です。。
Carelyは直接人の命に作用するようなツールではありませんが、健康診断やストレスチェックなどの個人情報を扱っています。
たとえばそのデータに不備が生まれたら?失われたら?そのせいで社員の方の生活に何かしらの影響が生まれたら?
絶対にあってはならないです。。。
だからテストを行う必要がある
上記のようなことが起こらないためにも、
私たちQAチームはシステムが「どう動くか」「動かした結果どうなったか」「その結果は期待通りなのか」を確認する必要があります。
正しく動く確認はもちろん、仕様がそもそも妥当だったのか?お客様の期待に沿うものなのか?さまざまな視点から「品質」を検証するために、テストを行なっていきます。
おわり
いかがでしたでしょうか。
書いていてゾッとするばかりだったので、これからも更に気を引き締めてQA作業頑張っていきたいと思います!おわり。